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伊豆高原の自然と森を守る市民の会

活動記録Activity record

【伊豆高原メガソーラーパーク発電所建設計画に反対し白紙撤回を求める活動】

事業者:伊豆メガソーラーパーク合同会社/代表社員ハンファエナジージャパン
開発面積:43ha

◆平成26年に伊豆高原の山森を45ha伐採しソーラーパネルを並べる計画が持ち上がり、急遽「伊豆高原の自然と森を守る市民の会」として有志市民数名で事業者との意見交換会に参加。この会のスタートとなりました。
反対運動が訴訟へ発展するとともに「伊豆高原メガソーラー訴訟を支援する会」が立ち上がり、メンバーから数名は支援する会へも合流。現在も活動は続いています。計画が完全に白紙撤回される日まで鋭意、建設を阻止する運動を粘り強く続けていきます。





【違法伐採された尾入山 SUNホールディングス(旧LAホールディングス)太陽光発電所建設予定地】

事業者:SUN-K合同会社/ SUNホールディングス

◆伊豆高原メガソーラーパーク発電所の建設予定地を空撮するため、アトリエロッキー空撮事業部がドローン撮影をしたところ2ha近く森林が伐採され造成された場所を発見しました。
照会したところ該当する開発申請が見当たらず、市と県の調査によって無届けの違法伐採であることが判明しました。事業者名はLAホールディングス(SUNホールディングス)周囲がまったく気がつかないうちに2haあまりが無届けのまま違法伐採され、周囲にはパネルやスクリュー杭が置かれ、完成間近まで違法工事が進んでいました。
現在は森林法違反による静岡県の指導の下、原状回復作業が行われています。
沢には伐採木が不法投棄され、土砂は流出するに任せるような酷い状況でしたが、やっと少しづつ緑が戻り、小さな木も定着しはじめています。森林の復旧にはまだ多くの時間がかかりそうですが、市民有志の「尾入山を守る会」のメンバーが現在も献身的に県の指導に協力しています。

パネルの被災事故を起こしたイーゲート太陽光発電所、そのすぐ近くに違法伐採されたSUNホールディングス発電所予定地、そして写真の更に下の位置には伊豆高原メガソーラーパーク発電所建設予定地があります。
  違法伐採の事業地を発見した時の空撮画像。取り付け道路には工事関係者の車両が見えます。
パネル敷設の寸前の状況まで造成が進んでいました。

【伊東市鎌田×伊豆スカイラインカントリークラブ太陽光発電所計画】

事業者:株式会社ブルーキャピタルマネジメント
開発面積:48ha

 ◆伊東市鎌田の山林48haを伐採して建設が計画されたメガソーラーは地元鎌田の住民の反対を受けて説明会後、申請が進まない状態のままでした。
山を越えた隣の伊豆市、伊豆スカイラインカントリークラブを太陽光発電所にするというブルーキャピタルの計画が持ち上がり、その事業内容が明らかになると、伊東市鎌田と伊豆スカイラインカントリークラブのメガソーラー発電所が「ひとつの発電所」として計画されていることが判明しました。
現在、計画の全容と事実確認をはじめています。
このような法の隙間をつくような脱法行為を伴う住民説明の義務を果たさない計画を許すことは出来ません。今後、この問題については積極的に取り組んでいきます。


伊豆高原の自然と森を守る市民の会